Ⅱ.願望は実現しない?
願望とは、「~になりたい(be)」、「~したい(do)」、「~が欲しい(have)」というものです。
裏を返せば、「~になっていない」、「~できていない」、「~を持っていない」になります。
この世は相対的な世界で、必ず対極が存在しています。
顕在意識で「なりたい、したい、欲しい」と願うと、同時に無意識のうちに対極(反転)の「なってない、できてない、持ってない」も潜在意識に生まれてしまいます。
事実そうなっていないと思っているからこそ願望を抱くのですから当然と言えば当然です。
前述の田坂広志さんは著書の中で「心の双極的性質」や「無意識の双極的な性質」と同じようなことを語っておられました。
そしてその顕在意識も潜在意識も天の情報場に記録されます。
量子力学で証明されノーベル賞も受賞した「量子もつれ」と同じようなことだとも思います。
「量子もつれ」とは簡単に言うと、二つの量子(素粒子)が一度ペアになると、その後どんなに離れていても、一方の状態(電子ならスピンの向き)を観測すると、もう一方の状態(スピンの向きが反対)も瞬時に決まるという現象ででした。
人間は元々天のデータの一部ですので常に天とペアというか、この世とあの世で隔てられていても瞬時に反応します。
また物理学者が唱える量子脳理論でも意識は脳内の量子効果とも言われています。
量子も意識も「もつれて」反転します。
そのままの顕在意識ともつれて反転した潜在意識の両方が同時に天の情報場に記録されます。
そして量子もつれには反相関(反転)と相関(順転)の二種類があるそうです。
作用・反作用の法則でもあります。
