Ⅰ ゲーム チェンジとは
1.気づく
どうしたらたった5%と言われる顕在意識で潜在意識からのオートパイロットに気づくチャンスをものにできるのか?
この世には人の数だけの個別のコンピューターで動作しているロール・プレイング・ゲームがあるようなものと例えてみます。
私たち一人一人は与えられた個人専用ゲームのプレイヤーであり、現実というスクリーンに映し出されたメインキャラクターとして自分を認識しています。
各プレイヤーには初期設定(宿命)のあるゲームがあらかじめ決められて与えられています。
私たちはそのゲームのプレイヤーなので、そのゲームのプログラムを変えることはできません。
決定論のようにエンディングまでも決まっています。
もしそのゲームが気に入らなかったらどうしたら他のゲームにチェンジできるのでしょうか?
ゲームをチェンジするには今プレイしているゲームを誰が作って、どんな仕組み(プログラム)なのかを考える必要があります。
そのゲームのメインキャラクターをプレイしているというだけでは、完全にそのゲームに没入していているので、そんなことは考えられません。
ゲームの進行に合わせてキャラクターが得てきた情報と経験値というデータによってプログラムがどんどん進行して行きます。
だから自分がプレイヤーであることを思い出して、一旦そのゲームを中断する一時停止(ポーズ)ボタンを押さなければなりません。
ゲームをポーズすることでゲームの進行は止まります。
つまりオートパイロットを止めることです。
オートパイロットが止まれば、プレイしていたゲームを客観的に見ることができ、自分が何のゲームをしていたかに気づけます。
「気づく」とは、自分がゲームのメインキャラクターではなくプレイヤーであるということに気づくことと、プレイヤーとしてそのゲームの作者が誰でどんなストーリーなのかに気づくことの両方です。
メインキャラクターのままではゲームをチェンジすることはできません。
プレイヤーとしてそのゲームを一時停止できるタイミングは、ゲームの中でそのステージのラスボスが現れてなかなかクリアできないのでちょっと休憩でもしようかと思う時です。
現実の人生においては、不幸せな出来事に遭遇してそこからなかなか抜け出せない時です。
何かに失敗して挫折したとか、お金が無くなって入ってこないとか、彼女にフラれたとか、夫婦関係が破綻しているとか、親しい人の死とか、重い病気にかかったとか、大きな事故や災害に遭遇したりすると、落ち込んでしまいなかなか立ち直れないものです。
でも時が経つにつれて、だんだんとそのネガティブな感情は落ち着いてきます。
その時が来れば、どうしてこんなことになってしまったのかと考えるはずです。
その時が唯一のチャンスなのですが、多くの人は経験から作られたデータベースとプログラム(潜在意識)が自我(エゴ)となっており、自我は変化を避けようとする本能(コンフォートゾーンに留まりたい)があり、結局また同じゲームをプレイし始めてしまいます。
ゲームを同じところから再開しても、そのステージのラスボスを倒せるかどうかはわかりませんし、すべてクリアしてエンディングを迎えられるかもわかりません。
人間が作ったゲームならばどんなエンディングなのかは想像がつきますし、飽きたら他のゲームをすることもできます。
しかし、この世における人生というゲームでは本当は誰が作ったのか、今後どんなストーリー展開になって、どんなエンディングになるのかは誰にもわかりません。
であるならば、ポーズしている間に自分の人生というゲームの作者は誰で、どんなプログラム(仕組み)なのかを考えてみなければ、ゲームをチェンジすることはできません。
5%と言われる顕在意識でプレイヤーであることに気づいて、ゲームをポーズすることができるかどうかでゲームをチェンジできるかどうかも決まります。
