名著を読んで真理を探究します！ （プロフィール）
私は東京下町の中小企業（町工場）経営者の長男として生まれました。父の後継者として育てられました。社会に出て約4年他社で経験を積み結婚もしました。そして父の会社に入りました。しかしたった1年4ヶ月後に会社のことで父と大喧嘩になり私は親子の縁を切ってもいいつもりで逃避しました。その後は外資系企業に10年以上勤めました。その間に離婚と再婚も経験しました。息子も生まれました。父の会社は弟が継いで順調なようでした。私が再婚した後に父とは復縁しました。そして父の援助もあり独立しました。独立後の仕事に父は関与しなかったのですが、10年後に再度私の仕事のことで大喧嘩になり2度目の断絶となりました。父はその2年後に亡くなりました。2回の断絶時とも頭に血が上ってしまい、どうして大喧嘩になったのか本当の原因と父の本音は未だに理解できていません。
独立して直ぐに上場しているある大手化学企業と契約を交わしました。共同で科学系のネットビジネスをすることになっていました。ところがたった10ヶ月で一方的に契約を解除されてしまいました。契約内容はその企業の都合のよいものでしたので飲まざるを得ませんでした。ちょうどネットバブルがはじけた2001年でその企業の社長も変わった時でした。その後は細々と会社を続けていましたが、外資系企業の時の先輩が独立して起業した会社で米国製機器の輸入販売をさせて頂くことになりました。約10年後にその輸入販売権を譲渡して頂き再独立しました。そして今度はある中堅精密機器メーカーと共同で新製品の開発をして3年後に上市し、その販売権を得ました。直後にコロナ禍となり、新製品の販売はすぐに止まってしまいました。販売網を広げるためにある大手商社と契約を交わしました。そしてまたしてもその商社の都合の良い契約内容にされてしまい実質的に販売権を奪われてしまいました。大企業との契約についての私の無知と甘さが原因でした。２回の独立とも大企業との契約で失敗しました。
私はこれまで40年以上の仕事人生で父の会社を含め複数社での経験と2回の独立を経験しています。会社勤めでは営業の経験が一番長く、どこでもトップクラスの成績でした。業務系の仕事もうまくこなせました。ただ人間関係ではうまくいかないことが何度かありました。自分では仕事に対しての自信もありましたし、実績も残しました。しかしどうして父と2回も断絶し、2回の独立も失敗したのか本当の原因がわかっていません。経営者は向いていないのかもしれません。いったいどんな運命なのかと考えるようになりました。
実は進学でも毎回失敗の連続でした。小学4年の3学期からは有名進学教室に通い、私立のトップ校を目指していました。一時は共通模試で全国100位ぐらいまでは行ったこともありましたが、結局は挫折し公立中学へ進学しました。中学では勉強もしなくなり、高校進学も都立の二流高でした。大学は理系を目指していましたがすべて落ちてしまい、浪人中に文系に変更してなんとか三流大学の経済学部に進学しました。このまま父の会社を継いでもつまらない人生になってしまうと思い、米国留学をさせて頂きました。カリフォルニア州の小さなカレッジで経営学大学院（MBA）に進学しました。そこでもまた失敗しました。1年半は続きましたが途中で挫折して帰国してしまいました。
外資系企業で働いている時はまだ若かったし向上心も強かったし、バブル期でもあったのでいつか独立してやろうと考えていたので、いわゆるビジネス書をそこそこ読んできました。大学での専攻が経営学だったこともあり、マネジメントとマーケティング関連が多かったです。最初に独立してからは自分のビジネスがなかなかうまくいかないので、自己啓発本や成功哲学本などをよく読むようになりました。読んだ時はなるほどと感化され、学んだことを実践しようとは思うのですが、続かないし、思ったような成果も得られませんでした。そしてスピリチュアル本に手を出しました。私が感じたのはどれも根本的には同じようなことを語っており、神や宇宙の力を引き寄せるテクニックやワークなどいくつか実践してみましたが、やはり長続きしませんでしたし、効果も感じませんでした。自己啓発本、成功哲学本、スピリチュアル本で語られていることは概ねその通りだと思うのですが、どうして学んだことを活かすことができないのだろうと思っていました。効果を感じないので続けられないのか、本質を深く理解していないからなのか、心底信じていないからなのか、よくわかりませんでした。そして「原因と結果の法則」、「思考は現実化する」、「引き寄せの法則」などを知ることができましたが、それらが語ることがどうしてそうなるのか、本当に真理なのかという疑問を拭い去ることができませんでした。その根拠や原理についてはあまり詳細には語られていないと感じ、腑に落ちませんでした。
いわゆる哲学系の本もいくつか読んでいました。哲学にはいろいろな考えがあり、また難解なこともあり、そういう考え方もあるのかという参考にはなりましたが、やはり「これだ！」というものには巡り合いませんでした。ただ、自分で考えることの大切さだけは学びました。この世の真理って何だろうと考えるようになりました。
たまたま宗教と科学を同時に扱った本を読む機会があり、仏教の教えと最新の量子力学に共通点があることを知り、その後は、心理学、脳科学、宇宙物理学、量子力学などの科学系の本も少し読むようになりました。最近はYouTubeの書評や科学系のチャンネルもよく見ています。「量子力学的潜在意識の書き替え」的な本やYouTube動画も多くなりました。科学系の本を読むようになり、自己啓発本や成功哲学本とスピリチュアル本の本質は同じことではないか、これが真理なのかと気づきました。最新の科学仮説などを知ることで自己啓発、成功哲学、スピリチュアルで語られていることとの共通点が多くあることを知ったことが良かったと思います。宗教を信じていない私は科学を宗教のように信じていましたので、左脳で理解できたことが大きかったと思います。
そして自分なりに考えをまとめていたら、やはりこれがこの世の真理（原理原則、法則、摂理）ではないかと腑に落ちた気がしました。この根源的な真理に気づいていなかったから、自己啓発本や成功哲学本とスピリチュアル本で語られていることの本質を深く理解できなかったし、腑に落ちなかったから心底信じらず、成果も得られなかったのだと思います。自己啓発本や成功哲学本とスピリチュアル本は、どうしてそうなのかという根拠や理由についてはあまり深く語っていない気がします。精神論的だったり、神や宇宙の力だからみたいなことで、信じる者は救われる的な感じもしていました。また最新の科学仮説もまだあくまで仮説の段階であり、実証はされていませんし、異論反論もあるようなので、今後の科学の進歩に期待したいと思います。
私が悟ったように感じた「真理」が本当に本当なのかを再確認する意味もあり、もう一度これまで読んできた本をいくつか読み直してみたいと思いました。それで気づいたことを自分なりにまとめてアウトプットすれば、私と同じように自己啓発本や成功哲学本とスピリチュアル本を読んだけど自分の人生に活かせていない人のために多少は役立つのではないかとも思い、このブログを立ち上げることにしました。まずは代表的な自己啓発本と成功哲学本から始めてみたいと思います。
真理探究を続ければ、いつか本当に真理を悟ることができるのか、そして願望を実現できるようになるのか、残り少ない人生ではありますが、今後のライフワークとしてやってみたいと思います。また今この世には理不尽なことが多くあるとも感じています。どうしてそうなるのか、どうしたら少しでも無くすことができるか、真理を探究し得られた知恵が何かの役に立てばいいなとも思います。真理を探究し続けて、「そういうことだったんだ！」という気づきを得るのは自分自身でしかあり得ないと思います。自分自身の顕在意識で理解しなければ腑に落ちないと思います。私の試みがみなさんの気づきを得る何らかの触媒になれば幸いです。今のところ真理は人それぞれ自分だけのものだと思います。本当の真の真理は生きているうちはわからないものではないかとも思います。「真理とは自分で考えて気づくもの」というキャッチフレーズでやっていきますので、宜しくお願いします。
私が考えている「この世の真理」について8本のブログをアップしましたので、ご興味あればご覧ください。https://mytruthquest.com/category/world-truth/