目覚める
次は自分の今の顕在意識がプログラムからのオートパイロットかどうかを確認することです。
繰り返しますが、自分の意識のほとんどが無意識のうちのオートパイロットであるという真実を知って、そういうものだと理解していなければなりません。
いつでも自分の意志で決めているなんて思っている人は気づいていない人です。(私もそうでした・・・)
オートパイロットでの思考を「脳(左脳)の勝手なおしゃべり」と言う人もいます。(その表現もいいです・・・)
どうやって確認するかといえば、まずは環境に変化のない静かな場所で、落ち着いて座り、深呼吸などをして心の平静を保ち、今この瞬間の自分の思考と感情を確認します。
自分は今何を考えていてどんな感情なのかに意識を向けると確認できます。
メタ認知とも言われます。
自分の意識が何に焦点を当てているか、そして現実はどうなっているかを冷静に確認します。
誰でもできることなのですが、次の瞬間に環境からの何らかの刺激があったりすると、あっという間にオートパイロット状態に戻ってしまうと思いますので、継続させるには練習と慣れが必要です。
自分の今の思考と感情に気づけば、それがオートパイロットによるものかがわかります。
それがわかるということは、その瞬間はオートパイロットではない状態です。
その状態がいわゆる目覚めている状態で自由意志が使える状態です。
目覚めた状態では潜在意識のプログラムとは切り離された状態なので、反転もおこらず、直接自分の情報場と同調している状態です。
ゲームのキャラクターではなく、プレイヤーとしてプレイ中のゲームを中断している状態です。
オートパイロットに気づけばそれは止まります。
環境からの刺激に反応せず、その状態を継続させます。
その目覚めている状態で、自分は何になりたいのかbe?、何をしたいのかdo?、何を得たいのかhave?と自問します。
思いついたらノートなどに書いて保存しておきます。
ただ、それすらも本当に真の自分(魂)が望むことかどうかは未だ確実にはわかりません。
いつの間にか気がつかないうちにオートパイロット状態に戻ってしまっているかもしれません。
オートパイロットは本当に強力です。
ホメオスタシス(恒常性)が働くと言われますし、コンフォートゾーンから出ることを嫌がるとも言われます。
それに気づくのも慣れが必要です。
だから外部に物理的に記録しておいて、目覚めている状態の時に何度も自問して再確認します。
この世の仕組みを理解し、目覚めている状態であれば、クリエイターになれます。