願望はなぜ実現しないのか?
人間は誰しも幸せを求めるように創られていると思います。
人間一人一人それぞれ異なるように幸せの内容も異なります。
例えば、私のようにビジネスで成功して豊かな生活を送ることが幸せだと思っているとします。
そう思うのは、現実はそうなっていないということになります。
今が幸せとは思えていない人は幸せになるための願望を抱きます。
願望とは「(want to be~)~になりたい」、「(want to do~)~したい」、「(want to have~)~が欲しい」というものです。
裏を返せば、「~になっていない」、「~できていない」、「~を持っていない」になります。
この世は相対の世界で、必ず対が存在しています。
顕在意識で「なりたい、したい、欲しい」と願うと、同時に無意識のうちに対極(反転)の「なってない、できてない、持ってない」も潜在意識に生まれてしまいます。
量子力学で証明されノーベル賞も受賞した「量子もつれ」と同じようなことだと思います。
物理学者が唱える量子脳理論でも意識は脳内の量子効果とも言われています。
量子も意識も「もつれて」反転します。
そして天はいちいち個人の願望を叶えるようなことまではしません。
天は宇宙の法則を作りあとは放置プレイで楽しんでいます。
95%を占める潜在意識に生じた通り、ほとんどの場合はそのまま「なってない、できてない、持ってない」の現実になります。
またたとえ5%の顕在意識の「なりたい、したい、欲しい」が情報場で反応したとしても、同じように「なりたい、したい、欲しい」のままの実現していない結果となります。
いずれにしても願望というものは叶えられません。
それが宇宙の法則です。
そのため、願望ではなく、望むエンディング・シーンのある他のゲームにチェンジするしかありません。
ゲーム チェンジするには目覚めた状態(オートパイロットではない意識状態)で真の自由意志を発動しなければなりません。
真の自由意志(魂)とは何か、この世の仕組み(真理)とは何か、について自ら探究して気づいて腹落ちしていなければなりません。